2010年 04月 27日
学ぶことそして働くこと⑤
ファイナンシャルプランナーの瀬尾由美子です。
明後日からゴールデンウィークですね。
読者の皆さんの中にも、29日から5月5日までの7日間お休みだという方もいらっしゃるのではないでしょうか?
暦どおりだという方や、休みなしだという方もいらっしゃるかもしれませんね・・・。
お休みのある方は、旅行やスポーツなどいろんな計画を立てていらっしゃることでしょう。
私は、福岡の娘のところに初めて行けるので、子どもみたいに喜んで待っています。
さて、先週はお子さんにお父さんやお母さんの働く姿や、仕事に対する考え方をお話しましょうと書きました。
もちろん、皆さんの中には「当然のことだ。」とか「すでに実践しているわ。」という方もたくさんいらっしゃると思います。
そのことと学ぶことの関連について今日は紹介したいと思います。
このシリーズの1回目で、息子の通う学習塾の先生のお話をしましたが覚えていらっしゃるでしょうか?
それは、「受験というのは合格が目標ではなくて、進学の先にある就職ということを考えた上で進学先を考える必要があるんだよ」と言われたことでした。
そうです。名門といわれる大学や進学率の高い高校に合格することが目標ではなくて、早いうちから将来の職業に対して考える環境を学校だけでなく、家庭でも作ること。
学校の担任の先生が1クラス30人から40人を対象に考えるよりも、お父さんやお母さんがそれぞれのご家庭のお子さんたちに対して、毎日の生活の中で教えられることはずっと多いと思います。
成長の段階に合わせて、「あなたは将来どんな仕事に就きたいの?」
また、「それにはどの学校に行かないといけないの?」
あるいは、「そのためにはどんな勉強をしないといけないの?」
など、「将来の仕事と今学んでいることが繋がっているんだ」ということを教えてあげることができればいいなと私は考えています。
来週は、古代エジプトに魅せられて、研究を続けていらっしゃるエジプト考古学者の吉村作治先生のお話を紹介したいと思います。