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2010年 10月 14日

差額ベッド代は必ず支払う?

ライフプランニング公式ブログ読者の皆さま、こんにちは!
ファイナンシャル・プランナーの横川由理です。

差額ベッド代は必ず支払う?_a0112619_1142754.jpg

今日のテーマは差額ベッド代。
正式名“特別療養環境室”に入院したときに支払う特別料金を指します。

入院中といえども、他人と同じ部屋で寝起きをするわけですから、
カーテンで仕切ってあったとしても、ついつい隣が気になってしまいます。
いびきが大きい方もいらっしゃるでしょう。

何年か前、私が肺炎で入院したときは2人部屋でしたが、
隣の女性のところに仲のよい入院患者が毎日入り浸りで、
おしゃべりがうるさくて困りました。

入りびたりの女性は6人部屋ですから、
きっと2人部屋のほうが居心地よかったのでしょう。
また、もちろん病院なので、重病人もいます。

そんなこともあって、“お金を出しても個室に入りたい”と思っても不思議ではありません。
納得して、差額ベッド代を払うのはよいのですが、
無理やり“取られる”ときもあります。

以前父が救急車で運ばれ、1日3万円を請求された病院もありますし、
入院するのなら、“1日5000円の差額ベッド代を払わないと入院させない”
とプレッシャーをかけてくる病院もあります。

おまけに、驚いたことにお小遣いを1ヶ月1万円預かって、
1日100円の手数料を取るということがまかり通っていました!
つまり、預けているだけで1ヶ月に3000円減ってしまうという仕組み。

厚生労働省は、下記のようなケースでは差額ベッド代を取ってはいけないとしています。
①同意書による確認を行っていないとき(室料の記載がないときを含む)
②治療上必要なとき
③病棟管理の必要性などがあるとき
救急車じゃあ、同意はできないわ。
おまけに病院は、“払わないんだったら入院させませんよ”っていう態度でした。。

パジャマやその他の服も指定されて、持ち込みができない病院もあります。
もちろん、洗濯代とレンタル代も徴収されるのです。

まさに、理想と現実。
その場に直面してみないと、分からないことがたくさん!
by lifeplaning | 2010-10-14 11:43 | 横川 由理
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