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2011年 01月 24日

意外とかかる、私立高校のお金の話

ライフプランニング公式ブログ読者の皆さん、こんにちは!
ファイナンシャルプランナーの中村 真佐子です。

受験シーズンですね。
先週から今週にかけて、東京では私立高校の推薦入試が行われています。
私立高校の推薦入試は第1志望が私立高校で、
成績がそこ高校の推薦入試基準を満たしていると出願できます。
試験は面接と作文のところが多いです。
最近ではオープンスクールや学校説明会の出席も条件となっている所もあるようです。
早くも「合格」をもらってホッとしている中学3年生もいるでしょう。

今回は私立高校の授業料以外のかかるお金についてです。

我が家の娘も私立高校に通っていますが、授業料以外にも何かとお金がかかります。
ライフプランを立てる際には、その辺も考慮していると、
余裕をもった家計運営ができます。

私立高校に入学する際に当初支払うものとして、入学金があります。
これは入学時のみです。
他に施設費等の名目のお金を納入します。
この施設費は毎年支払うところがほとんどです。年度初めに支払うのが一般的です。
義務教育ではありませんので、教科書代も支払います。
制服代やカバンなどの制定品も万単位でかかります。夏冬服はもちろん、学校によっては2パターン用意されています。
学校によっては入学時や年度初めに寄付金を募るところもあります。
これらを合わせると入学当初に支払うお金は、かなりの金額となっています。

毎月の支払いは授業料の他に、PTA会費や生徒会費などがあります。
教材費もばかになりません。毎月一定の金額を支払いまたは年度初めにまとまって支払い、年度末に清算という形となっているところが多いようです。
月々の支払いには、修学旅行の積み立てもあります。
海外へ修学旅行に行く学校が少なくなく、費用も当然高くなります。
授業料は、高校就学支援金の約一万円弱が引かれて請求されます。

交通費は私立公立関わらずかかりますが、遠い学校なるとその分値段は高くなります。
部活動の費用も隠れた出費です。
毎月支払う部費、カバンやウエアをそろえるのにお金がかかります。
遠征費用などもかかります。
部活動が活発であったり、強豪校であったりすると、お金も比例してかかるようになります。
そして運動部であれば、ケガがつきもの、医療費も意外とかかります。学校の中でのケガに関しては、保険が掛けてありますが、全額は戻ってこない場合があります。ケガを予防するため、ケガ回復後の保護のためのテーピング代なども意外とかかります。

このように表面に出てこない費用は結構あります。
あらかじめ知っておくと、こころの準備ができていいですね。
「こんなにお金がかかると思わなかった」と言う声をよく聞きます。
学校選びの段階で学校側に質問したり、卒業生や在校生の情報も集めたりして、チェックしておきましょう。
by lifeplaning | 2011-01-24 10:15 | 當舎 緑
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