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2011年 02月 14日

今注目の高齢者専用賃貸住宅を解剖する①

ライフプランニング公式ブログ読者の皆さん、こんにちは!
ファイナンシャルプランナーの中村 真佐子です。

今日は、バレンタインデー
この時期、高校生の娘の「友チョコ」作りの手伝いに追われます。
部活動に忙しく、時間が無いにも関わらず、大量に作ることに毎年閉口します・・・。
成長とともに、自分でできることが増え私の関わりも少しずつ減ってきていますが。
今年は、「逆チョコ」なる言葉が出現しました。
男子から女子へチョコをあげることを指すそうです。
企業側の戦略もあるのでしょうか・・・。
もうなんでもありの世界となってきました。

さて今回から数回わたりテーマとするのは、高齢者専用賃貸住宅。
高齢者の住まいの一つとして、注目を浴びています。
一口に、高齢者専用賃貸住宅と言っても形態は様々。
お金のかかり方も千差万別。
住まいは、生活の根幹に関わる事。
後悔のない住まい選びの手助けになるよう、
高齢者専用賃貸住宅について解剖していきます。

高齢者専用賃貸住宅は、「高齢者専用」とあるように、
入居条件として、60歳以上などの年齢制限があります。
都道府県への届け出も必要です。
このように高齢者に特化した賃貸住宅の事をいいます。
管轄省庁は国土交通省になります。

高齢者専用賃貸住宅は、
見守りなど全くない普通のアパートやマンションのようなものから、
見守りや介護サービスを受けられるものまで、たくさんの種類があります。
高齢者向け賃貸住宅にはわかりづらい長い名前がついています。
その名前で、サービスの有無や設備環境の違いがあります。
その種類を見ていきましょう。

「高齢者円滑入居賃貸住宅」
高齢者の入居を拒まない賃貸住宅
高齢者ではなくても入居可
入居要件や設備基準などが一番ゆるい形態

「高齢者専用賃貸住宅」
専ら高齢者に賃貸する住宅
一般的なタイプ
付帯するサービスや費用はその住宅により様々

「適合高齢者専用賃貸住宅」
厚生労働省の定める基準を満たしている賃貸住宅
基準とは部屋の広さや必要な設備、前払い家賃の保全措置など

「適合高齢者専用賃貸住宅」特定施設入所者生活介護事業者指定
厚生労働省の定める基準を満たしている賃貸住宅
「特定施設指定」により入居者のサービス費負担に介護保険適用
入居者の受けるサービスは有料老人ホームとほぼ変わりはない。
住居件数はまだわずか。

高齢者専用賃貸住宅は、
有料老人ホームよりも少ない費用で住み替えができることから、
人気が出てきています。
介護状態になった時の不安をなくすためのサービスが、
住宅により違いがあるので、その辺を見極めなければなりません。
住み替えの際には、介護が必要となった時、介護度が重くなった時、認知症になった時など、その住宅にとどまれるのか、再度住み替えが必要となるのかが重要なポイントとなります。

今回は、高齢者専用賃貸住宅の種類についてみてきました。
次回は、一般的な高齢者専用賃貸住宅に住む際に受けられるサービスや、かかる費用を見ていきます。
by lifeplaning | 2011-02-14 10:00 | 當舎 緑
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