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2011年 04月 11日

東日本大震災への生命保険業界の対応(1)

ライフプランニング公式ブログ読者の皆さん、こんにちは!
ファイナンシャルプランナーの田中尚実です。


東日本を襲った巨大地震は甚大な被害をもたらしました。

この震災を機に、
「自分の保険契約ってどうなっていたっけ」
「保険金は迅速に支払われるのだろうか」など、
色々と保険に関して考えをめぐらせた方は多いのではないでしょうか。

この甚大な被害に対して、保険業界がどう対応をするのかも気になるところです。

そこで、東日本大震災後、生命保険業界がいったいどのような対応を打ち出して
いるのか、数回にわたってご案内していきたいと思います。


◆災害割増特約 全額支払い決定

今回の震災に絡んで私が真っ先に気になったのは、
「保険会社は災害割増特約どうするのかな?」ということでした。

生命保険には、災害時に割り増しで保険金を支払うという特約があります。
この災害割増特約が付いている保険契約をお持ちの方は少なくないと思います。

しかしこの特約、地震や噴火、津波などの場合には、
「保険金を減額または支払わない場合がある」と約款に定めてあるのです。

「支払わない場合がある」という、そもそもの決め事を知らなかった方も
いらっしゃるかと思いますが....。

しかし、生命保険協会は、今回はこの免責条項を適用せず、
東日本大震災で被災した方々の災害関係の特約の保険金や給付金を
全額支払うことを早々に決定しました。


◆契約者貸付の利息減免を発表

契約者貸付とは、契約している生命保険の解約返戻金の一定範囲内でお金を借りる
ことができる、というものです(保険の種類によっては利用できない場合があります)。

契約者貸付を受けている間も保障は継続します。

借りたお金はその全額または一部をいつでも返済できます。
もし未返済のまま満期を迎えたり、被保険者が亡くなった場合は、
保険金から未返済分が差し引かれます。

ただ、お金を借りる訳ですから、所定の利息がかかります。
貸付利率は契約の時期などにより異なりますが、一般的に予定利率が高い契約は
貸付利率も高く、概ね年2~5%程度といわれます。

しかし、3月16日、大手生保四社(日本生命、第一生命、明治安田生命、住友生命)は、
東日本大震災で被災した方々に対する契約者貸付の利息を減免すると発表しました。
翌日17日には、その他多くの生命保険会社も同様の対応をすると発表。

被災者の方々が生活費を借りやすいようにして、生活再建を支援するということです。


生命保険業界は色々と前向きな対応をしていますね。

次回以降は、どんな契約をしていたのかわからない、保険の請求がすぐできない、
保険料が払えない、といった場合に保険業界がどのように対応するのか、
などについてご案内したいと思います。
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by lifeplaning | 2011-04-11 08:14 | 田中 尚実 | Comments(1)
Commented by 安い生命保険を選ぶ方法! at 2011-08-07 02:06 x
このご時勢、災害割増特約はやはり気になりますね。
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