2013年 01月 24日
キャッシュ・フロー表 余裕資金の運用(2)
ファイナンシャルプランナーの恩田雅之です。」
今回は、金融資産運用で大切な分散投資の仕方についてみていきます。
経済の動き、金利の変動や為替(円高・円安)の変動などの影響で各金融資産の
価格は上下します。
但し、株、債券、リート(不動産投資信託)とも同じ方向に動く訳ではありません。
各金融資産で個々別々の動きをします。また、海外資産と国内資産によっても
動き方が異なります。
各資産の動き方を表す言葉として「相関係数」という言葉があります。
相関係数は各資産の関連性を「1~-1」で表現します。
・「1」は、経済の動き、金利の変動や為替の変動等の影響に対して同じ動きをする
ことを表します。
・「0」は、上記の影響に対して、関連性の無い動きをすることを表します。
・「-1」は、上記の影響に対して、反対の動きをすることを表します。
分散投資を行う時には、「-1」に近づくように資産を組み合わせることが必要です。
それにより、より安定的な資産運用するが期待できます
一般的には、株と債券が上記の影響に対して異なった動きをします。
各資産と経済の動き、金利の変動や為替(円高・円安)の変動などの影響については、
次回以降にみていきます。
追伸:ここ数日、穏やかな天気の札幌ですが、週末から寒波襲来。
積雪による歩道の状況を考えながらの通勤が続きます。