2014年 06月 04日
「不足」の効用
マイアドバイザー®jp登録ファイナンシャルプランナーの恩田雅之です。」
先日の新聞で「トラックドライバーの不足から、100km以上の荷物の輸送を鉄道や
内航船への切替えを検討」という記事を読みました。
鉄道や内航船の場合は、少ない人数でトラックの何十倍も荷物を運べるという利点と
環境やエネルギー効率の面からも歓迎すべき変化かと思います。
また、輸送手段が分散することは、災害等対応の面でもリスク分散が図れるかと思い
ます。
国内の日本国内だけの港を航海する内航船という言葉から、江戸時代の北前船を連
想しました。北前船は、風力で動く帆かけ船になります。
東日本大震災の後、原発が停止し、太陽光発電や風力発電、地熱発電と自然エネル
ギーを利用した発電が少しずつ普及してきています。
しかし、帆掛け船を考えた場合、風力は電気に変換しなくても、そのままで動力に変換
できるエネルギーです。環境にやさしい「重油と風力のハイブリット船」になります。
また、そのような船が日本の沿岸を走っていることを想像だけで、楽しい気分になります。
自然エネルギーを電気に変換することに集中するだけなく、素材を生かす日本食のよう
に、自然エネルギー毎にその特徴を生かした使い方が、まだまだあるように思います。
ドライバーの人手不足から、思いつくままに筆を進めて来ました。
これも「不足の効用」かも知れません。