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2016年 03月 24日

「人間は感情に左右されるもの」

ライフプランニング公式ブログ購読の皆さん、こんにちは。
マイアドバイザー®jp登録ファイナンシャルプランナーの伊藤美恵です。

先月は、「幸せになる習慣」についてお話致しましたね。幸せになる為には、そんな小さい習慣を変え積み重ねをすることであり、家計の見直しの肝は、まずは「思考」を変えることだとお話しました。

今日は、この「思考」についてのお話を、「資産運用」の視点から、お話してみたいと思います。

人間は、「感情」というものに、左右されがちですが、特にお金のコントロールをする時、自分自身の感情に振り回されてしまいがちです。

人間は、「欲求」と言うものがあり、これが少し厄介なものです。これは家計のやりくりのお話だけではありません。お金に関する思考は、「資産運用」と向き合う時も同じです。冷静に向き合わなくてはならないのに、感情に左右されるから、資産運用も難しくなってしまいます。

例えば、購入した株式がもっと上がるかもしれないと、利益をなかなか確定できないでいたら、急に下がり始めてしまった。でも、高い値段を知っているから、また上がるかもしれないと期待を抱いてしまい、売却出来ないでしまうのです。場合によっては、そのまま保有し続けているうちに、購入価格よりも下がってしまい、塩漬け株にしてしまっている方までお見掛けします。

株式投資と向かい合う時に大切なのは、常に冷静に判断することです。

投資の格言に、「頭と尻尾はくれてやれ」というものがあります。人間の欲望と言うのは、際限がありません。だからこそ、こういう格言も参考にして欲しいと思います。ここでいう「頭」と言うのは、一番高いところでは、売り抜けることが出来ないことを指します。「尻尾」と言うのは、一番安いところでは、買えないことを指しています。

ある方がこんなことを言っていました。株式投資ってとても簡単。みんな、自分で難しくしてしまっている。みんな、感情に左右されず、冷静に売買すればいい。ここぞと言う時に、損切りしないから、みんな失敗する。

実は私も同感です。ある程度上がったら、購入した一部を、売却して利益確定する。おかしな動向が出てきて、下がってきたら、これ以上損失が出ないように、売却するなどの冷静な判断をする必要があるのです。


by lifeplaning | 2016-03-24 12:00 | 伊藤 美恵
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