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2016年 12月 16日

想定外の子育て費用

ライフプランニング公式ブログ読者のみなさん、こんにちは!
ファイナンシャルプランナーの坂本綾子です。今回は子育て費用を取り上げたいと思います。

想定外のことってありますよね。我が家にとっては次男のテニスのための費用がそうです。

「テニスの王子様」の漫画を読んでテニスを始めた次男。「打てれば楽しい」から、「試合で勝ちたい」、「新しいラケットが欲しい」と欲求はどんどん高まります。大好きで一生懸命やっているのですから、当然と言えば当然かもしれません。

しかしテニスをしたことがない私は、テニス道具の相場も知らず、スポーツショップで○万円のラケットを見てびっくり。さらに練習量が増えると数千円のガットが1か月ほどで切れて張り直し。このガット代と張り代がバカになりません。切れなくても2カ月もすると張りたての状態とは変わってしまうため、定期的な張り替えが必要となります。さらにテニスシューズにユニホーム、試合の出場費、試合会場までの交通費、テニスクラブの会費……。

教育費と言えば、私立高校や大学の授業料、受験のための塾代などはすぐに思い浮かびますが、こういった費用はあまり想定していないのではないでしょうか?

小学生までの習い事、例えば体力作りのための水泳などは、親の判断でやめさせることもできます。

しかし、中学生以上になったときの部活などは、その子にとっては生きがい的になっていることが多く、また日々の練習は生活のリズムにもなっています。子供が夢中で取り組んでいることを辞めさせるのは親でもなかなか難しいしものです。なるべく費用を安く上げる工夫はするとしても限界があります。

高いなあと思いつつ、楽しそうにテニスの話をする子供の顔を見ると、親として応援したいのも正直な気持ちです。他の費用を節約しても、テニスを続けるためのお金は死守という決心を固めたところ、「吹奏楽も大変よ」という先輩ママの話。皆さんそれぞれに子供のために頑張っているんですね。

とはいえ、子育ての先はまだまだ長いわけですから、将来を見越しつつ、いくらまで出すかの判断はシビアにしなければなりません。

当初は戸惑いましたが、相場もわかってきたので、年間の予算を決めました。そして、あと何年この費用がかかるのかを確認しました。

家計は毎年毎年同じではありません。家族の成長、状況によって変化します。想定外の費用がかかって大変なときは、ほんとに必要か、いくらまで出すか、いつまでかかるかを考えて、乗り切りたいものです。
by lifeplaning | 2016-12-16 23:30 | 坂本 綾子
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