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2010年 07月 13日

パパ・ママがんばれ!!⑧

ライフプランニング公式ブログの読者の皆さん、こんにちは!
ファイナンシャルプランナーの瀬尾由美子です。

最近ゲリラ豪雨による被害が各地で起きています。また最近台風2号も発生したそうです。台風による直接の被害はないようですが、梅雨前線が影響されて大雨の降る地域もあるようなので気をつけましょう。

ところで、平成22年6月30日に「育児・介護休業法の改正」が施行されました。今日はこの内容について紹介したいと思います。

改正された主な内容としては、次のとおりです。

1「子育て期間中の働き方の見直し」
①3歳までの子を養育する労働者が希望すれば、利用できる短時間勤務制度(1日6時間)も設けることが事業主の義務とする。

②子の看護制度の拡充として、小学校前の子が1人であれば年5日(現行どおり)、2人以上であれば年10日とする。

2「父親も子育てができる働き方の実現」
①父母がともに育児休業を取得する場合、1歳2か月(現行1歳)までの間に、1年間育児休業を取得可能とする(パパ・ママ育休プラス)

②父親が出産後8週間以内に育児休業を取得した場合、再度育児休業を取得可能とする。

③配偶者が専業主婦(夫)であれば育児休業の取得不可とすることができる制度を廃止する。

3「仕事と介護の両立支援」
介護のための短期の休暇制度を創設する(要介護状態の対象家族が、1人年5日(現行どおり)、2人以上であれば年10日とする。

4「実効性の確保」
①苦情処理・紛争解決の援助及び調停の仕組みを創設する。

②勧告に従わない場合の公表制度及び報告を求めた場合に報告をせず、又は虚偽の報告をした者に対する過料を創設する。

(注)一部については100人以下の企業は平成24年6月30日施行実施予定となっています。

この改正により、育児や介護による休暇を取りやすくし、また育児についてはママ任せではなくパパもきちんと力を併せて2人でがんばってねというメッセージが聞こえてきませんか?

また、「育てる男が、家族を変える。社会が動く」という合言葉と共に、「イクメンプロジェクト」が進められています。

そうですね、現在のような核家族になってしまったら、ママだけの力では子育ては難しくなっています。しかし、このような困難な時代であっても、子育ては楽しいものです。また、「子育ては親育て」ともいわれています。パパとママが協力して子育てをしていくことは大切なことだと思っています。

パパとママの2人で力を併せて子育てを楽しみ、仕事でも力を発揮して、自分らしく生きるために行動していきましょう!

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by lifeplaning | 2010-07-13 11:43 | 瀬尾 由美子
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