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2010年 10月 08日

ピンクリボンに寄せて②がん治療と健康保険~FP平川

ライフプランニングブログ読者の皆さん、こんにちは!
ファイナンシャルプランナーの平川すみこです。

さて、10月のブログテーマは「がん」。
がん治療の経済的負担への備えについてお話していきます。

まず、がんの治療にあたっては、
公的な健康保険が適用できるでしょうか?

適用できるものと、先進医療のように健康保険が適用できないものとあります。

先進医療とは、厚生労働大臣が定める高度の医療技術を用いた療養のことで、
医療技術ごとに一定の施設基準が設定されていて、
その基準に該当する保険医療機関についてのみ
保険診療との併用ができることとなっています。

この先進医療は、一般的な保険診療を受ける中で、患者さんが希望し、
医師がその必要性と合理性を認めた場合に行われます。

でも、先進医療に係る費用については全額自己負担です。
この費用は、医療の種類や病院によって異なります。

先進医療に係る費用以外の、通常の治療と共通する診察、検査、
投薬、入院料は健康保険が適用されます。

健康保険が適用できれば、医療費の自己負担は原則3割です。
1ヶ月間での負担が限度額を超えると超えた金額が払い戻される
高額療養費の制度もあります。

高額療養費についてはこちらをご参照ください。


入院の場合は、あらかじめ所属する健康保険に申請し
「健康保険限度額適用認定証」の交付を受けると、
病院の窓口での支払い時に限度額の差額が戻ります。

通院の場合は、支払った後、健康保険に申請することで
約3ヵ月後に払い戻されるので、それまで立替が必要ですが、
高額療養費見込額の8割相当額を無利子で貸付けてもらえる制度もあります。

とはいえ、一般の所得の方でも毎月の自己負担限度額が約8~9万円。
4ヶ月目以降は4万4400円となりますが、
この負担が毎月毎月続くとするとやはり大変です。

それに、健康保険が適用されない、通院のための交通費や
健康食品の費用といったものもあります。

さらに、自己負担となる先進医療。
重粒子線治療や陽子線治療となると、約300万円位かかるようです。

医療費を負担できる人は、先進医療といった新しい治療を受けることができ、
高額な抗がん剤治療も継続していくことができます。

でも、一方で、医療費の負担が困難なため、
治療を諦めてしまう方もいるという現実があります。

誰もが経済的な負担を心配することなく
治療に専念できるような社会になることを願うばかりですね。
by lifeplaning | 2010-10-08 23:56 | 平川 すみこ
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