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2011年 02月 28日

今注目の高齢者専用賃貸住宅を解剖する③

ライフプランニング公式ブログ読者の皆さん、こんにちは!
ファイナンシャルプランナーの中村 真佐子です。

今日は2月最後の日。
3月の声を聞くと、年度末。
学校に通うお子さんをお持ちの親御さんは、何かと気忙しい季節となります。
我が家は、今年は卒業・入学を控えておらず、それほどでもないので、ゆっくりしています。
今CMで頻繁に流れているのは、塾や通信教育・・・。
新年度は子どもの習い事も考える時期でもありますね。

前回は、一般的な高齢者専用賃貸住宅に住む際に受けられるサービスやかかる費用を見てみました。
今回は、高齢者専用賃貸住宅で、介護状態になった場合はどうするのかを見ていきます。

身の回りの事ができて自立している高齢者にとって、高齢者専用賃貸住宅は見守り等のサービスがついていて安心な上に、自由気ままなくらしができるのがメリットです。
きままな高齢者賃貸専用住宅の暮らしも85歳を過ぎると、とたんに介護状態になる比率が高くなります。

病気やケガ、加齢などにより、身の回りの事ができなくなり、生きる上で必要がこと、例えば食事・入浴・排せつ等が難しくなってきたら、介護が必要となります。
お子さんが近くにいて世話をしに来てくれる場合は、安心ですね。
しかし、今は核家族化で子どもは仕事が忙しい、遠くに住んでいて介護を頼めない。
子どもと仲が悪い、子供がいない、家族がいない等介護を担ってくれる人がいない人も増えてきています。

高齢者賃貸専用住宅に住んでいて、介護状態になった時は、介護保険の介護サービスを利用することになります。

高齢者専用賃貸住宅で一人暮らしているのも、持ち家で暮らしている、アパートに暮らしているのと同様に、介護サービスを受ける場合は居宅介護サービスを受けることになります。

日常生活はヘルパーさんに来てもらって、訪問介護を受ける。
ディサービスに通う。訪問看護や訪問リハビリを受けるなど・・・
自宅で、介護サービスを受けると同様となります。

高齢者賃宅専用賃貸住宅の中には、住宅の運営会社が介護サービス事業所や訪問看護ステーションも運営している所が増えてきています。
同じ敷地や建物にディサービスが併設されている住宅もあります。
高齢者専用賃貸住宅では、介護相談にのる体制を整えているので、安心です。

基本的には、介護を受けながら最期まで住めることになっていますが、
医療行為が常に必要になり、訪問看護、訪問診療では賄いきれなくなる、
認知症が重度化して共同生活ができなくなるなどの場合は、
退去しなければなりません。

いかがでしたか?高齢者専用賃貸住宅を選ぶ際には、介護が必要となった場合、
どのような対応をしてくれるか、提携先はどのようなものがあるのか、退去の要件などもポイントとなります。

次回は、一般的な高齢者専用賃貸住宅と「適合高齢者専用賃貸住宅」の違いを見ていきます。
by lifeplaning | 2011-02-28 11:15 | 當舎 緑
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