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2012年 01月 19日

保障、保証、補償

ライフプランニング公式ブログ読者の皆さん、こんにちは!
ファイナンシャルプランナーの杉山 明です。

「保障、保証、補償」と3つ並べてみましたが、これらの“ほしょう”の意味は少しずつ違っています。

保障は生命保険でよく使われる言葉です。英語で言うとcoverage。あなたを守っていますよというイメージが近いと思います。死亡保障、介護保障等々、何かあったときはそのリスクを引き受けますという意味です。

保証は、これだけは確実に保証しますというときに使います。英語で言うとguarantee。変額年金保険などで、運用がうまくいかなかったときでも、一時払保険料を保証しますというような文脈で使用します。こちらもリスクを引き受けますというイメージですが、自分で引き起こした失敗を補ってくれるというイメージです。

補償は損害保険でよく使われる言葉です。損害保険は原則として実損てん補の概念の上に成り立っています。つまり損害を受けた分だけ補ってもらうということです。この考え方を表しているのが補償という言葉です。英語では、compensationあるいはindemnificationという言葉になります。

生命保険においても損害保険においても、保険会社が破たんしたとき、保険契約を保護するという意味でつかわれる場合も補償という言葉を使います。損害を被った分を補ってくれるというイメージがそのまま当てはまりますね。

保険会社が引き受ける“ほしょう”は、一般的に、保障か補償になります。これらの“ほしょう”の特徴は、大数の法則が成り立つこと。つまり、たくさんの契約を保有すればリスクをコントロールしやすくなります。保険会社としてはたくさん契約を抱えることに意味がある、言葉を変えると、規模の経済効果が期待できます。一方、保証は大数の法則は成り立ちません。つまり、たくさんの契約を抱えても保険会社の経営が安定するわけではないということです。

保険を考えるときは、どの“ほしょう”について考えたいのか明確にするとよいかもしれません。
by lifeplaning | 2012-01-19 07:30 | 杉山 明
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