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2012年 06月 26日

日経新聞より「貯蓄型保険 曲がり角」

ライフプランニング公式ブログ読者の皆さん、こんにちは!
ファイナンシャルプランナーのキムラミキです。

先日の日経新聞に「貯蓄型保険、曲がり角」という記事の中で、
今年の7月から、
貯蓄型保険商品の保険料が引き上げられると報じられました。

教育資金や老後資金の準備のための方法として、
終身保険の貯蓄性を利用した提案がされる場合があります。
また、個人年金保険の中にも、パフォーマンスのよい商品も存在します。

低金利の現在、定期預金等でもなかなか高金利とはいかない中で、
保険を利用した貯蓄の方法は、有効である場合が多かっただけに、
今回の保険料引き上げは、ちょっと残念に思います。

と、いったところで仕方ないのですが…。

保険料が決まる要素は次の3つ。
◆予定死亡率
統計から算出された性別、年齢ごとに定められた死亡率。
◆予定事業費率
保険事業の運営上必要な経費の割合。
◆予定利率
契約者に約束した運用の利率。

超低金利の長期化により、運用利回りが予定利率を下回る逆ザヤが
発生する懸念が出ているのが、今回の保険料引き上げの要因です。

ただし、保険料が決まる要素は先ほど挙げた通り、
予定利率ひとつだけではありません。
つまり、保険料の引き上げの程度は保険会社により
異なる可能性もあります。

好景気に沸いたあの頃、
保険会社がどこであろうと、養老保険にひとたび加入するだけで、
安全に大きなリターンが見込めた時代とは異なる現在、
以前の常識にとらわれることなく、
やはり、きちんと吟味して選ぶ目を持つことが
求められるようになっているように思います。
by lifeplaning | 2012-06-26 17:36 | キムラ ミキ
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