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2012年 08月 09日

住宅ローン 固定金利特約型の注意点

「ライフプランニング公式ブログ読者の皆さん、こんにちは!
 ファイナンシャルプランナーの恩田雅之です。」

 先日の北海道新聞に「道内金融機関の主力の住宅ローンは短期固定金利
特約型で、固定金利特約期間3年のタイプが主流」という記事が載っていました。

 固定金利特約期間が終了後の選択肢は、
①変動金利型を選ぶ
②再度、固定金利特約型を選ぶ
になります。
どちらも、固定金利特約期間終了後の金利状況により返済額は変わります。

 変動金利型は、適用金利が半年毎に見直され、返済金額は5年毎に変わる住
宅ローンになります。5年後に返済額を見直す場合、従前の1.25倍までとする返
済額の増加幅の上限を設けているタイプが一般的です。
急な金利上昇時には、利子の支払いが増えて元金が減らないことあります。

 一般的な固定金利特約型は、変動金利型のように従前の1.25倍までというよう
に返済額の増加幅の上限を設けていません。
(特約により上限を設けるタイプもあるようです。)

 現在、固定金利特約期間3年の金利は、優遇金利の適用の場合には1%を下回
る金融機関もあり、魅力的な水準です。

 しかし、今後の金利動向によっては、固定金利特約期間終了後の返済額が増える
ことも考えられます。返済額の増加幅に上限が有るか無いかで、今後の準備の仕方
が違ってきます。

 住宅ローンの返済は長期に及びます、固定金利特約期間終了後も考えて慎重に
検討しましょう。

追伸:先週の暑さから一転、湿度の低い北海道の夏になりました。
by lifeplaning | 2012-08-09 09:00 | 恩田 雅之
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