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2012年 08月 13日

退職一時金にかかかる税金

ライフプランニング公式ブログ読者の皆さん、こんにちは!
ファイナンシャルプランナーの田中尚実です。

昨晩「行列のできる法律相談所」という番組を見ていたら、
税金に関するクイズをやっていました。

クイズはドラマ仕立てになっていて、40年のサラリーマン生活を終え、
3,000万円の退職金をもらう予定の男性が妻に
「退職金で別荘でも買おうか?」と言うと
「何言っているんです、税金が引かれてほとんど残らないといいますよ」と妻。
さて、退職金に税金はかかるのでしょうか?
というクイズででした。

答えはyes。かかります。
弁護士先生の解説は、
「退職金は老後の糧となるものなので、あまり税金がかからないように
なっており、2,900万円位は残ります」という回答。
時間の関係があると思いますが、
あまりに大雑把な回答にモヤモヤした方も多いのでは。


退職一時金に対する税額というのは以下のように算出されます。

税額=(退職金の収入ー退職所得控除額)×1/2×税率

<退職所得控除額>
勤続年数が20年以下:40万円×勤続年数(最低でも80万円)
勤続年数が20年超 :800万円+70万円×(勤続年数ー20年)

(1年未満の端数は1年に切り上げ)

<税率>
所得税 5〜40% (→所得税の速算表
住民税 10%×0.9(×0.9は平成25年以降に支払われる退職金から廃止)


では、テレビの事例に当てはめてみましょう。

退職所得控除額は、
800万円+70万円×(40年ー20年)=2,200万円

税率を掛けるもととなる退職所得の金額は、
(3,000万円ー2,200万円)×1/2=400万円

所得税:400万円×20%-427,500円=372,500円
住民税:400万円×10%×0.9=360,000円

よって、このケースの場合、手取りは29,267,500円となります。
by lifeplaning | 2012-08-13 11:32 | 田中 尚実
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