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2013年 02月 07日

キャッシュ・フロー表 余裕資金の運用(4)

「ライフプランニング公式ブログ読者の皆さん、こんにちは!
 ファイナンシャルプランナーの恩田雅之です。」
 
 余裕資金を運用する資産として、株や債券、リートなどがあります。
また、そのような資産で運用する投資信託も数多く販売されています。
今回は、債券の特徴についてみていきます。

 最近、「グレート・ローテーション」という言葉を経済紙や新聞で目にし
ます。この言葉は、債券から株式、株式から債券への大きな投資資金
の流れを表した言葉です。現在は債券から株式へ資金が流れ始めて
いると言われています。

 個別の債券は、収益が計算し易い投資商品になります。
利子は、債券価格が上下に変動しても「債券額面×利率」で計算されま
すので決まった期日の一定の金額が受取れます。

償還時(定期預金の満期のようなもの)には、額面金額で元本を受取りま
す。そのため、債券を償還時まで保有していると、利子と元本が確定して
いますので、購入時点で運用収益が計算できます。この点が、株式に比
べ安全性が高いと言われる理由になります。

 発行済み債券の利回りの上昇は、債券価額が下がることで起ります。
逆に利回りの低下は、債券価額の上昇によって起こります。

つまり、債券から株式に投資資金が動いた場合に利回りは上昇し、株式
から債券へ投資資金が動いた場合利回りは低下します。

 最後に、債券を発行した国や企業が破たんし場合は、利子の減る、元本が
削減されるリスクや、最悪、紙屑になるリスクもあります。
以上、現在の市場環境と債券の特徴についてみてきました。

追伸:事務所が入っている建物取壊しため、雪の中、物件選びをしています。
by lifeplaning | 2013-02-07 09:00 | 恩田 雅之
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