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2013年 02月 27日

住宅ローンアドバイザーに聞いてみよう!

ライフプランニング公式ブログ読者の皆さん、こんにちは!
ファイナンシャルプランナーの川崎由華です。

『住宅ローンアドバイザー』という資格があるのをご存知でしょうか。

住宅ローンアドバイザーとは、資格の名の通り、住宅ローンを組む際に情報提供やアドバイスをする専門家です。

人生における買い物の中で、最大の買い物となるであろう住宅。
現金一括で買える人はごく僅かで、ほとんどの人が住宅ローンを組んでの購入となりますよね。
住宅ローンを組むのは未経験なのに、これから先、長期にわたって多額のお金を支払っていくためのローンプランをどう立てればいいのか…頭金はいくらで借入額はいくらにするか、金融機関はどこにするか、金利のタイプ、返済方法、返済期間、手数料など、選択肢はたくさんあり、必ず悩まれることと思います。

住宅ローンのご相談に来られる方の多くは、住宅取得の最初の窓口となる住宅関連事業者から住宅ローン商品を紹介されたとおっしゃいます。
「金利が優遇されているみたいです」「毎月の返済はこのくらいでいいみたいです」と、「みたい」という表現で、紹介されたこのローンはとても良いようだとお話される一方で、本当にこれでいいのかという心配からFPの意見を求めにこられます。
こういったケースこそFPの出番です。

そのローンが良いのか良くないのか、これは個人や家庭の環境、ライフプランによって変わります。

例えば、現在は教育費がかかる時期なので返済額を抑えたいが、7年経てば子供たちが自立してくれるという家庭に対し、金利上昇によって返済額がいつ上がるか分からないリスクのある変動金利は向きません。
返済期間は長めの固定金利か固定金利期間選択型(10年)(元利均等返済)を選び、教育費負担がなくなる7年後からは繰上げ返済ができるよう、少額でも繰上げ返済が手数料無料で出来るローンを提案すべきだと思います。

逆に、DINKSで資金的にも余裕がある家庭には、変動金利も元金均等返済も選択肢に挙げることができるし、預金連動型のローンも向いているかと思われます。

このように、住宅購入者にとっての適切なローンはそれぞれであり、多くの情報の中から選んでいく必要があります。

その際『住宅ローンアドバイザー』を頼ってみてください。
そのうえFPの資格を持っていれば、なお心強いでしょう。
住宅ローンアドバイザーは、住宅ローンの商品性やリスクを丁寧に紹介し、1つの商品だけでなくいくつかの商品を提案してくれます。
そして、「みたい」ではなく、最終的にはご自身でローンをきちんと理解し契約されることが一番理想の形です。
by lifeplaning | 2013-02-27 00:00 | 川崎 由華
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