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2014年 08月 27日

自分らしい生き方ができるような薬の選択を!

ライフプランニング公式ブログ読者の皆さん、こんにちは!
マイアドバイザー®jp登録ファイナンシャルプランナーの川崎由華です。

ジェネリック医薬品、服用されたことがあるでしょうか?

ジェネリック医薬品とは、新薬として開発された薬の先発医薬品の特許が切れた後に、同じ成分を使って同じの効果が得られるように作られた薬です。

新薬とは違って研究開発費がかかっていない分、ジェネリック医薬品は新薬の2~7割という安い値段がつけられています。

その安さは、私たちの医療費負担だけでなく、国の医療費負担を減らせることに繋がります。

調剤薬局で薬剤師さんから「ジェネリックにされますか?」と尋ねられたりもするのは、医療費削減の面からジェネリックを推奨し、国としてジェネリックの使用割合の目標値を定めているからです。

その使用割合は毎月伸張し続けてきていましたが、今年7月度において、国の目標値である60%を10%も上回る70.0%に達したと、薬事日報が報じています。

この数字は、先発医薬品(新薬として最初に発売された薬)がどのくらいジェネリック医薬品に置き換わったのか、数量ベースでの割合です。

長期に渡って日々飲み続ける薬であればあるほど、ジェネリック医薬品を使うことによる医療費削減の効果は大きいため、ジェネリック医薬品を選択されている方も多いでしょう。

また最近では、高額な抗がん剤やホルモン剤のバイオ医薬品にも、ジェネリック医薬品(バイオシミラー)が次々と販売されており、患者さんの家計を助けています。

お金の問題で治療を諦めざるを得なかった方が、ジェネリック医薬品のおかげで治療を受けられるのであれば、病気を治すだけでなく、病気と向き合えたことで得られるものも大きいでしょうし、お金では買えない効果があると思います。

ただし、薬の選択は資格を持ってこそできることであり、値段だけで選んでいいものでもありません。

ジェネリック医薬品は、先発医薬品と有効成分は同じですが、使用している添加物が違うなど全く同じ薬ではないので、得られる効果や副作用が違ってくるケースも考えられます。

医師、薬剤師に相談しながら、自分らしい生き方ができるような薬の選択ができるといいですね。
by lifeplaning | 2014-08-27 09:35 | 川崎 由華
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