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2014年 10月 20日

確定拠出年金に専業主婦も加入できるようになる!?

ライフプランニング公式ブログ読者の皆さん、こんにちは!
マイアドバイザー®jp登録ファイナンシャルプランナーの浅川陽子です。

確定拠出年金は、企業年金制度の1つですが、将来受け取る年金を加入者自身が運用して増やす、つまり、運用のリスク(うまくいくか、いかないか)を加入者自身がとらなければならない「自己責任型」の制度です。


 確定拠出年金は、掛金を企業が拠出する「企業型」と、加入者自身が拠出する「個人型」の2つに分けられ、「企業型」に加入できるのは、「確定拠出年金」を導入している企業の従業員、「個人型」に加入できるのは、自営業等(国民年金第1号被保険者)と、企業年金制度を一切もっていない企業の従業員となっています。


 ところが、「個人型」に加入できる対象者を拡大しようという案が現在、検討中で、2016年から、実施されることになりそうです。今まで「個人型」に加入できなかった、公務員や、会社員に扶養されている専業主婦、確定拠出年金以外の企業年金制度を持っている企業の従業員が、あらたに「個人型」に加入できるようになるというものです。


 この対象者拡大は、将来的に公的年金受給額の水準が下がっていくことが懸念されており、老後資金について自助努力を推進するための環境を整える、また、投資への関心を国民的規模でさらに高めようというねらいがあるようです。


 さて、現在、専業主婦(または公務員)の方でも、以前勤務していた企業で確定拠出年金に加入していた場合、退職後、積み上がった年金資産は、原則60歳まで引き出すことができない(ある一定条件を満たす場合のみ脱退一時金の請求ができる)ため、「企業型」から「個人型」に移して、あらたに掛金を拠出せず、積みあがった資産の運用だけを指図する「運用指図者」となっている方々がいます。


 この場合、自分であらたに運営管理機関になる金融機関を選び、契約をして、手数料を払いながら運用を続けていることになります。今回、制度の改正が行われると、このような「運用指図」に限られていた方が、あらたに自分で掛け金が拠出できるようになるので、確定拠出年金制度のさらなる活用につながることといえます。


 ただし、確定拠出年金の掛金は全額、小規模企業共済等掛金控除という所得控除になり、税金面でメリットが出てくるのですが、専業主婦の場合、この所得控除のメリットがいかせないこともあるのではないかとちょっと気になります。


 ともあれ、今まで全く、確定拠出年金とは縁のなかった専業主婦、公務員等の方々が「個人型」に加入できることになれば、運営管理機関になりえる金融機関がこぞって、セミナー等で、確定拠出年金制度の普及活動、投資教育に取り組むことになるでしょう。



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by lifeplaning | 2014-10-20 00:00 | 浅川 陽子
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