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2015年 06月 15日

確定拠出年金、リバランスを忘れずに

ライフプランニング公式ブログ読者の皆さん、こんにちは!
マイアドバイザー®jp登録ファイナンシャルプランナーの浅川陽子です。

株高と円安の下、確定拠出年金の運用成績が改善され、利回りが過去最高となっているようです。2008年のリーマンショック前に運用を開始し、特に投資信託等での運用している方では、リーマンショックで大きなマイナスを被った方が多かったと思われますが、それも、アベノミクスが本格化しだした2012年以降、市場回復とともにプラスに転じ、今は、資産残高も増えて、喜んでいる方が多いかもしれません。


 確定拠出年金の従業員向けの投資教育では、運用の見直し方法として、リバランスを勧めています。リバランスとは、資産配分比率を元に戻すという意味です。例えば、株式での運用がうまくいっている場合、当初設定した資産配分比率より、株式の比率が高くなっているはずです。

仮に、国内株式比率を20%に設定していたのが現在の資産の割合で国内株式の比率が30%であれば、10%に当たる分、株式で運用している商品を売却し、比率の下がっている他の資産を買い足し、元の比率に戻すのです。

運用商品を売って、他の商品を買う、「運用商品預替」、スイッチングといわれる手続きを行います。こうしておけば、株式で運用して増えた分を売却することで利益確定させることができ、今後市場が下がった時の影響は少なくなります。つまり、リバランスには、リスクを下げる効果があるといえます。

確定拠出年金の運用では、商品のスイッチングを行うのにかかる手数料が、通常の運用に比べると安いのが特徴なので、リバランスのためのコストは安く、行いやすい環境にあります。今まで、リバランスを考えていなかった方も、ぜひ、リバランスを検討してみてください。


 リバランスをしたほうがよいとわかっていても、面倒くさいという方もいらっしゃるでしょう。そういう方に向いているのは、バランス型の商品です。例えば、国内株式
35
%、外国株式15%、国内債券45%、外国債券5%で分散投資(インデックス型)する投資信託を運用商品として選択すると、資産配分比率は、常に一定になるように自動的に調整をしてくれるので、自分でリバランスをする必要がありません。


 国内株式、外国株式、国内債券、外国債券、それぞれ単独で運用している投資信託(インデックス型)をバランス型と同じ比率で購入すると、バランス型の商品を選んだときよりも、信託報酬という手数料がやや、安くなりますが、リバランスは自分で行う必要がでてきます。バランス型は、リバランスが必要ない分、手数料がやや割高になるということです。

ただし、バランス型投資信託と、単独で運用している投資信託の運用会社が異なる場合は、必ずしもバランス型の手数料の方が高くならない場合もあるようです。


 確定拠出年金の運用商品を選ぶ場合の基準として、リバランスについても考えておくとよろしいでしょう。



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by lifeplaning | 2015-06-15 00:11
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