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2017年 01月 04日

種銭(たねせん)思考からの転換

「ライフプランニング公式ブログ読者の皆さん。
明けましておめでとうございます。
マイアドバイザー®jp登録ファイナンシャルプランナーの恩田雅之です。
今年もよろしくお願いいたします。」

 種銭とは、お金をためるときのもとにする金銭です。また、貯蓄から投資をする
ための資金として活用できるお金になります。

2016年9月に金融庁から発表された金融レポートでは、国民の安定的な資産形成
の促進「貯蓄から資産形成へ」を金融行政の重点施策にしています。
(ちなみに、2000年の金融庁のスローガンは「貯蓄から投資へ」でした。)

そして、資産形成を促進させるキーワードとして、
「長期」
「積立」
「分散」
をあげています。

今回は、3つのキーワードの中から「長期」について取り上げていきます。
限りなくゼロ金利に近い状況の現在の預貯金金利で、投資のための種銭として300万円
を貯めようとしますと、月3万円の積立てた場合、約100か月(8年4か月)掛かります。
(金利0%で計算)

仮に、資産形成のために長期投資できる期間を30年(360か月)しますと、
月3万円の積立て300万円の種銭を作ってから資産形成をスタートしますと投資期間は
約260か月(21年8か月)と短くなります。

株や債券、投資信託などを活用して月3万円を積立て、年平均3%で複利運用ができたと
したら、360か月(30年)後に約1,748万円の資産形成ができます。
(EXCEL FV関数で計算)

種銭300万円を作った後に資産形成をスタートしますと、資産形成期間は260か月です。
そして、資産形成期間中は、元金300万円と月3万円の積立を3%で複利運用するという
前提で30年後の資産形成額を計算しますと約1,671万円になります。
(EXCEL FV関数で計算)

種銭を作る期間100ヶ月分の金利差(3%対0%)により、
約77万円(約1,748万円-1,671万円)の金額差が発生します。
資産形成をする場合、種銭を作る期間を設けるよりも、資産運用を行った方が、資産形成
期間が長くなり、より高い複利効果を得ることができます。
この点から、長期の資産形成を考える場合「種銭思考からの転換」が必要かと考えます。

ただし、万一の場合の備えとして、基本生活費の6ヵ月程度は預貯金で確保しておくことも
同時に必要になります。

来月は、積立投資の効果についてみていきます。
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by lifeplaning | 2017-01-04 10:13 | 恩田 雅之
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