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2009年 09月 30日

ピンクリボンに考えよう~FP平川のつぶやき&本とのキモチ

ライフプランニングブログ読者の皆さん、こんにちは!
ファイナンシャルプランナーの平川すみこです。

今日で9月も終わり、明日から10月です。

10月といえば、ピンクリボンキャンペーン(運動)の月。
全国各地やインターネット上などで、さまざまなイベント等の活動が行われます。

ピンクリボンとは、乳がんの早期発見、早期診断、早期治療の
大切さを伝えるシンボルマークです。

80年代からアメリカで盛んになったというピンクリボン運動。
アメリカでは、女性の8人に1人が乳がんを患うとか。
そのため、行政や市民団体、企業などが、乳がんの早期発見を
啓発する活動を展開するようになり、
実際に死亡率が低下するなどの効果があがっているそうです。

また、ピンクリボンをあしらった商品販売の売上の一部を
財団や研究団体に寄付するといった取組みもされています。

日本でも、ピンクリボンのキャンペーンが行われるようになりましたが、
その活動の規模は年々拡大しているようです。

日本女性の場合は、統計上20人に1人だそうですが、
もっともかかりやすいがんは、乳がんです。

乳がんは自己発見できる唯一のがんだとも言われています。
早期発見し、早期治療することで、完治できる可能性も高い!!
にもかかわらず、死亡者数は増加傾向にあります。
 ※2008年に乳がんで亡くなった女性は11,795人(厚生労働省 人口動態統計)

ピンクリボンの運動が、乳がんが決して他人事ではなく、自分にも起こりうる問題として、
日々の生活の中で、がんの予防、早期発見・診断を心がけるよう
意識づけができるきっかけになることを願っています。

一方、もし、乳がんが発見された場合。
精神的にもとても辛いことだと思いますが、その上、
治療費等で経済的にも負担が大きくなることもあるでしょう。

そういった、もしものときの治療等にかかる経済的な負担を
カバーするのが医療保険の役割ですよね。

通常の医療保険に付加する形になりますが、
乳がん、子宮がんといった女性特有の病気の際に
上乗せの給付がされる「女性保険」もあります。
もちろん、がんを対象とした「がん保険」もありますね。

必ずしも医療保険等でのカバーが必要だということではありませんが、
もし治療をすることになったときに、経済的に大丈夫だろうか、と
家計の状況や加入保険の内容等を確認し、必要であれば
見直しておくこともやっておいていただきたいな、と思います。

さて、毎月ラストは私が読んだ本の中から1冊をご紹介していますが、
今月はピンクリボンにちなみ、昭和62年(1987年)に46歳の若さで
乳がん(その後転移)で逝去されたジャーナリストの千葉敦子さんの著書です。

昨日と違う今日を生きる』 千葉敦子さん著 角川文庫
 他にも『乳ガンなんかに負けられない』『「死への準備」日記』
 『よく死ぬことは、よく生きることだ』『ニューヨークでガンと生きる』など

もうずいぶん昔に読んだので細かい内容までは覚えていないのですが・・・
病気に負けず、死を恐れず、前向きに生き抜かれた千葉さん。
最期まで気丈にそして冷静に自身の闘病をもとに
ジャーナリストとして仕事に向かう姿勢もとてもすごいんです。

誰もが、そんな千葉さんに感銘し、勇気づけられ、
自分が元気でいられることを感謝し、
日々しっかりと生きていこうと感じられるのではないかと思います。

私も、ピンクリボンをきっかけに、千葉敦子さんの著書の数々を読みかえして
よく生きるためのポジティブパワーを充電したいと思います!!
by lifeplaning | 2009-09-30 09:30 | 平川 すみこ
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