2009年 12月 18日
第一生命保険の株主になっとく?~FP平川のつぶやき
ファイナンシャルプランナーの平川すみこです。
今朝の福岡は雪が降っています。
九州は雪が降らないと思っている方も多いようなのですが、
日本海側に位置する福岡って、結構雪が降るんですよ~
それに大陸から寒気団がやってきて寒いし・・・
いえ、寒いのは冬だから当然ですね。
寒さに負けずにがんばらなくちゃ~!!
さて、今日は日本の大手生保である第一生命保険が、
2010年4月に、相互会社から株式会社へ転換するという話。
それに伴い、平成21年3月31日時点で有効な有配当保険契約の契約者に、
「株式の割当てに関するお知らせ」が順次発送されています。
第一生命の保険に契約していて
すでにお手元に届いたという方も多いのではないでしょうか。
かくいう私も、第一生命の保険に契約しています。
お知らせが届いて、株式の割当ては“どんだけぇ~(ikko風)”と
ちょっぴり楽しみにしていたのですが・・・
1株に満たないため、株式の割当てはなく金銭での受け取りに。
第一生命保険の株主になれる!と思っていたのにガッカリ。
ある報道によれば、
株式会社化で817万株の株式が割り当てられるのだそうですが、
保険契約者総数約821万人中
1株以上割り当てられるのは約306万人(ということは一人平均2.6株くらい)
1株未満の割当てが約432万人、何もないのが約83万人 なのだとか。
私は約306万人のうちに入らなかったというわけですが(涙)、
それにしても306万人ちゃ~スゴイ数ですよね!
NTTでも株主数は約113万人くらいですから、
日本の株式会社ではダントツの株主数になるみたいです。
第一生命保険の株式会社化によって、株主も増えて
株式市場が活性化することも期待されているようですね。
株式割当ては、株券そのものが届くわけではなく、
平成22年4月以降に、証券会社の口座に株式の記録がされます。
証券会社に口座がない方は、新規で口座開設をしなければいけません。
でも、中には、株式の割当てがあるけれど、
別に株式が欲しいわけでもないし、株主にもなりたいわけではない、
株式保有してもどうしていいかわからないし、
証券会社に口座開設するのも面倒だし・・・という方もいらっしゃるでしょうね。
そういう方は、その分を金銭で受け取ることも可能のようです。
・・・が、できれば、今まで株式投資等には無関心だったり
株式投資って難しそうだしわかんないしと、なんとなく敬遠していた方には、
ぜひ株式で受取ってみて欲しいと個人的には思っています。
第一生命保険は株式会社化するとともに上場するとのことなので、
株式はいつでも取引所を通じて市場で売買できるようになります。
割当て時の価額よりも株価が上昇したところで売却すれば
その分受取額が増えることになります。
逆に株価が下がって売却すると、減ってしまうわけですが。
保有して第一生命保険の株主としての権利を持ち続けてもいいのです。
株式を保有することで、株価が気になって
会社の経営状態をチェックするようになったり
経済・金融の動向や政治にも関心が向くようになるでしょう。
実際に身銭にをきるというか、「自分のお金」だと
ものすご~く必死になりますよね。
それが一番の投資&資産運用の勉強になるはずです。
もちろん、「自分のお金」はチョットでも減ったらイヤ!
精神的にハラハラして夜も眠れなくなる・・・という方には
株式ではなく金銭でお受取になることをオススメしますが。
とりあえず、当初の投入資金不要ではじめられる株式投資。
第一生命保険が、今後投資対象としてどうかということはありますが、
これも何かの縁(?)、ひとつの機会だととらえてみてはいかがでしょうか。
株式投資や資産運用、証券会社の選び方などでわからないことがあれば、
また株式と金銭どっちで受取ったらいいか悩んでいる方も、
お近くのファイナンシャルプランナーに相談してみてくださいね~
(あ、最後はFP宣伝になっちゃいました♪)